お金を借りようと思って、何も考えず手当り次第目についたところで申し込む・・こんなことをしていれば、本来通っていたはずの審査にすら、通らないこともあったりします。
実はお金を借りるには、コツがあるんです!このコツを事前に押さえている人と、そうでない人とでは、同じ借りるにしても歴然とした差がうまれます。どうせ借りるのなら、しっかりコツを理解して申し込んでみませんか!
バンクイックの特徴ってなんだろう
まずバンクイックが銀行カードローンだということ、ご存じでしたか?消費者金融と勘違いしている人もいるようですが、三菱UFJ銀行がだしているカードローン商品のひとつが、バンクイックです。
バンクイックの大きな特徴は、敷居が高く、審査が厳しいと言われがちな、銀行カードローンの中で、とにかく気軽に借りることができ、審査も柔軟なことだといっていいでしょう。
バンクイックの主な特徴をまとめてみました。
項目 | 内容・条件 |
---|---|
商品名 | 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 |
利用限度額 | 10万円以上500万円以内(10万円単位) |
借入利率 | 4.6%~14.6% |
審査時間 | 最短30分 |
融資時間 | 即日融資可(最短40分) |
対象年齢 | 20歳~65歳 |
総量規制 | 対象外 |
借入単位 | ATM利用の場合1,000円・振込の場合1万円 |
借入方法 | ATM・振込 |
返済方法 | ATM・振込・自動引落し |
保証会社 | アコム株式会社 |
このように、審査時間が最短30分であったり、融資までの時間が最短40分で可能という、驚異のスピードを兼ね備えたカードローンです。
融資は最大500万円で、総量規制の対象外なので、融資額に上限はありません。審査にさえ通れば、最大500万円の融資を受けることも可能、ということですね。
お金を借りるとは?おさらいしてみよう
お金を借りるとはいったいなんなのか、ここできちんとおさらいしてみましょう。ひと昔前は、質草といって、担保になる物を預けることでお金を借り、返済できなければ預かった物を取り上げるという形をとっていました。いわゆる質流れですね。
最近は、物を預けるような形式は取っておらず、「本人の信用情報」を元にお金を貸すというのが主流です。「相手を信用してお金を貸す」ということですね。これが、現在の「審査」にあたります。
「本人の信用情報」を元にお金を貸すというのは、質草のように目に見えるものではないので、なかなか難しいわけです。その人の属性情報や金融に絡んださまざまなことを調べることで、判断するわけです。
個人の属性情報とはいったいどのようなことなのでしょうか。だいたい以下のようなことを元に判断しています。
- 年齢
- 勤務先
- 雇用形態・職業
- 勤続年数
- 年収
- 住居の形態・年数
- 家族構成
- 取引状況
- 他社からの借入状況
- 電話
年齢
消費者金融でも銀行でも、どこの金融機関でも、必ず年齢制限というものはあります。三菱UFJ銀行のバンクイックにももちろん制限があり、20歳以上65歳までとなっています。(こちらもご参考に→バンクイックの年齢制限とその理由)
これには理由があり、まず未成年は対象外です。保護者の同意があればOKの場合もありますが、たいていは借り入れることができません。
65歳以上の高齢者は、まず「働いていない可能性が高い」というのが大きな理由でしょう。たいていは年金暮らしなので、返済が滞る恐れがあると考えているからでしょう。
勤務先
勤務先は、公務員や大企業に勤めていると、審査には有利です。やはり安定しているとみなされるからでしょう。中小企業でも、会社自体が安定していれば、問題ありません。
(⇒バンクイックを利用できる職業とは?)
自営業は、若干審査が厳しくなるかもしれませんが、安定した収入があれば大丈夫でしょう。
雇用形態・職業
雇用形態は、正社員がダントツで有利となります。正社員は安定した継続収入が約束されているので、金融機関としても安心できるのでしょう。
契約社員・派遣社員・パート・アルバイト・自営業者は、正社員にくらべるとやや不利ではありますが、継続年数などによっては、安定収入者として判断してくるので、問題ないはずです。
問題なのは、完全に無職の場合ですね。働いておらず、まったく収入がない場合は、カードローンを申し込んだところで、まず審査には通らないと思っておきましょう。
勤続年数
意外と思われるかもしれませんが、勤続年数は、審査をする上で大事なポイントとなります。まず、働き始めてすぐの人というのは、雇用形態に関係なく不利となるので、注意しましょう。
最低でも1年程度は勤めておくのが、ひとつの目安といえますよ。自営業者の場合も、営業年数が1年以上経過してからでないと厳しいと思っておきましょう。
年収
年収は高いほど有利になるのは事実ですが、安定した継続収入というのが前提です。年収が500万円程度あれば、かなり有利になるでしょう。
逆に、年収が200万円以下だと、審査には少々不利になるかもしれません。年収200万円というのは、生活していく上で必要な最低限の金額、といわれています。そのため、200万円以上がひとつの目安になるでしょう。
住居の形態・年数
住居の形態とは、現在住んでいる家が、持ち家なのか、または賃貸なのかで、属性が変わってきます。有利なのは、持ち家で、申し込んできた人の名義であればなお有利とされています。もちろん家族名義でも問題ありません。
民間の住宅を借りている場合より、公営住宅のほうが不利になる傾向があります。公営住宅というのは、低所得者向けの住宅なので、仕方ないのかもしれませんね。
家族構成
家族構成ですが、いちばん有利なのは、独身で両親と同居している場合です。親と同居なので、生活費があまりかからないということと、養う家族がいないので、自由になるお金が多いのが理由でしょう。
結婚している場合、子供の有無に関しては、子供なしのほうが有利となります。やはり子育てにはお金がかかると判断されているのでしょう。
残念ながら、独身で一人暮らしというのがいちばん不利だと思ってください。一人暮らしは何かとお金がかかるということと、いざとなったときに家族の助けが得られない、と思われてしまうのが理由でしょう。
取引状況
バンクイックの申し込みなので、三菱UFJ銀行と取引しているか否かは、かなり重要なポイントとなります。取引とは、三菱UFJ銀行を、常日頃から利用しているかどうか、ということですね。
カードローンの審査で有利にするには、三菱UFJ銀行の銀行口座を開設しておくことです。銀行口座を開設したら、その口座に給与振込をする、光熱費の引落し口座にしておく、クレジットカードの引落しに指定するなどが重要です。
これらのことを実施しておくと、三菱UFJ銀行との取引実績がつくられます。自行と取引実績のある人は、まったく取引のない人よりも、審査が有利に運ぶと思っていてください。
他社からの借入状況
銀行カードローンを利用する場合、消費者金融での借入があると、審査が不利になるといわれています。もちろん、消費者金融だけではなく、他の銀行から借入がたくさんある場合は、やはり不利になるでしょう。
バンクイックも、世の中の銀行と考え方は同じです。あまりにも他社からの借入がたくさんあると、やはり審査に不利になるので、注意が必要です。
電話
最近、携帯電話だけを持っていて、固定電話を持っていない人が多いようですが、固定電話のある人のほうが、やはり有利となるようです。固定電話というのは、生活基盤が安定しているとみなされる傾向にあるため、というのが理由でしょう。
しかし、世の流れで、固定電話を設置する理由が見当たらないのも事実ですよね。高額な電話の権利を購入して、電話機を買ったのはいいけれど、実際は使用することはありませんよね。しかも、基本使用料だけが毎月必要となります。
そのため、固定電話を持たない人が増えてくるに従い、この審査項目はなくなりつつあるのも事実です。ただ、昔のなごりで、「固定電話があると有利」と、捉える金融機関が多いのも事実です。
お金の借り方にはいろいろある
実際にお金を借りるとき、どうすればいいのでしょうか。申し込むにもいろいろありますが、最近の主流は、インターネットからの申し込みです。
どの金融機関でも、インターネットから申し込みができ、窓口まで足を運ぶことが不要となっています。へたすると、申し込みだけではなく、契約・融資に至るまで、すべてインターネットだけで完結することも可能です。
もちろん、店舗の窓口まで赴いて、担当者と話しをしながら申し込むこともできるし、最近多いのは、無人の契約機です。これは、電話ボックスのようなところに入り、画面の操作に従い、タッチパネル形式で申し込む方法です。
操作は至って簡単で、誰にも会わずに申し込みができるということもあり、最近人気の申込方法となっています。
その他、昔ながらの電話での申し込み、申込書に記入して郵送で申し込む方法も健在ではありますよ。
バンクイックでのお金の借り方
バンクイックで借りる場合は、どのようにすればいいのでしょうか。バンクイックでお金を借りる流れは、以下のようになっています。
- カードローンバンクイックを申し込む
- 必要書類を提出する
- 審査があるので結果を待つ
- 契約手続きをする
- 融資を受ける
カードローンバンクイックを申し込む
銀行カードローンであるバンクイックでお金を借りようと決めたなら、まずは申し込みからはじめます。申し込み方法は、以下の通りです。
- インターネットから申し込む
- テレビ窓口を利用する
- 電話・郵送で申し込む
三菱UFJ銀行の店舗内にありますが、周りからは見えないようになっており、プライバシーは守られているので安心してください。
さらには、途中で操作がわからなくなったり、不明な点があった場合は、テレビ窓口内に設置されている電話で、担当者と話をすることができるので、心配する必要はありません。
インターネットで申し込むと、審査回答まで最短30分というスピードです。審査に通れば、テレビ窓口まで行って契約するか、インターネット上でも契約することが可能です。インターネットで契約した場合は、カードが郵送で送られてきます。
必要書類を提出する
必要書類は、個人を証明するための書類、すなわち身分証明書を必ず用意しておかなければいけません。免許証・パスポート・健康保険証などです。
収入証明書は、100万円を超える借入の場合、必要になります。原則、100万円以下の融資に、収入証明書は必要ありませんが、審査の過程で必要となる場合があるので、念のため事前に用意しておいたほうがいいでしょう。
審査があるので結果を待つ
申し込みをおこなったら、審査結果を待ちます。審査結果は最短で30分となっていますが、申し込んだ時間帯によっては、翌日になる場合があります。
インターネットからの申し込んだ場合、審査結果はメールか電話で知らせてくれることになります。
契約手続きをする
契約手続きは、テレビ窓口でおこなうのがもっともはやい方法です。テレビ窓口で契約をおこなうと、その場でバンクイックのカードを受け取ることが可能です。
郵送でも契約はできますが、申込書が送られてきた後、記入・捺印して送り返す必要があるので、やはり時間がかかってしまいます。
融資を受ける
バンクイック用のカードを受け取れば、晴れて借入れが可能となります。カードがあれば、三菱UFJ銀行のATM、提携コンビニのATMを利用して、融資の限度額内であれば、何度でも借り入れることができます。
そのほか、バンクイックに連絡して、自分の口座に振り込んでもらうことも可能です。連絡は、電話とインターネットの会員サイトから申し込むことができます。
借入単位ですが、ATM利用の場合は1,000円単位、振込利用の場合は1万円単位での借入れとなります。
お金を借りるコツはこれだ!
ここまで読んでもらったら、だいたいのコツはつかめたと思いますが、バンクイックでお金を借りるコツをまとめておきましょう。
まず、バンクイックで借りるための最大のコツとは・・
ということになるでしょう。
銀行というのは、自行と取引のある人に対しては、かなり優遇してくれる傾向にあります。付け焼刃の取引ではなく、長期に渡って取引のある人は、カードローンでも間違いなく優遇してくれるはずです。
ここはひとつ、バンクイックは銀行だということを念頭に置き、上手に利用するようにしましょう。
そしてもうひとつ!
ということです。
意外だと思われがちですが、はじめての申し込みで、融資の限度額が高額になればなるほど、審査には通らない可能性が大きい、ということになります。
どんな人でも、融資の取引実績がないので、いきなり高額な融資をすることはまずあり得ません。そのため、高額な融資を希望してきた人は、審査に落とされてしまうことがあるということになります。
はじめての申し込みの場合は、30万円程度の融資にしておきましょう。融資実績が得られれば増額してもらえればいいわけです。最初の融資額がずっと続くわけではないので、安心してください。
はじめての融資は、とにかく審査に通ることを考えて申し込むようにしましょう!
これであなたもバンクックの仲間入り
いかがでしたでしょうか?お手軽でありながら、スピードもある、貸付条件もすこぶる良いのが、バンクイックだというのが、わかったかと思います。
ただし、何も考えずにただ申し込むだけより、バンクイックの審査に通るコツをあらかじめ理解しておくことで、審査に通る確率は何倍にも上がるはずです。どうせ申し込むなら、審査に通りたいですよね。
審査に通るコツを実践し、自分の属性も有利になるよう努力すれば、必ずやバンクイックの審査には通るはずです。審査に通れば、こんなに貸付条件の良いカードローンは他にありません!
ぜひ、審査に通って、バンクイックの仲間入りを果たしてください!
【参考ページはこちら】
バンクイックの審査基準ってどうなってる?