カードローンで多めの金額を借りたいなら、増額がおすすめです。
つまり、初めてのキャッシングでいきなり200万円とか300万円の利用金額を設定してカードを作ることは非常に難しいと思いますが、増額申請を経てなら可能性あり、ということです。
(⇒バンクイックの増額を断られたら他社に申込んでいい?)
では、銀行カードローンでも人気のバンクイックの場合はどうするのでしょうか?1回のみならず2回増額するには?以下、ご一緒に見てみましょう。
増額することのメリット&デメリット
バンクイックでの増額について具体的に見て行く前に、そもそも増額することのメリットとデメリットについて見てみましょう。
増額とはカードローンの利用限度額を引き上げること です。いきなり多くの金額を利用限度額を設定することは多くの場合困難で、審査の段階で拒否されてしまいますが、増額申請なら見込みがあります。
なぜ増額申請なら見込みがあるのか?
それは、初回の借り入れと異なり、増額申請にいたるまで取引があるから です。取引記録がある、ということは相手の返済能力を評価しやすいということです。
例えば、あなたが会ったことない人から急に1万円貸してほしい、と道端で迫られたとします。当然貸さないでしょう。そんな状況で貸す方が変です。
でも、相手がすでに知っている友人で、前にもお金を数回、少額ではあるがお金を貸したことがある人ならどうでしょうか?もちろん、それでも貸さないという決定はありですが、まったくの見ず知らずの相手に比べて「貸してもいいかな」と思うのではないかと思います。
増額申請に関しても全く同じことが言えます。ですから、増額申請のメリットの一つとして、多めの利用金額で借り入れることができる可能性が高い という点を挙げることができます。
そして、利用金額が増えれば、それに伴って低い金利で借り入れることが可能になります。例えば、バンクイックの最高利用限度額は300万円、金利は4.6~14.6%とあります。
いきなり最低金利の4.6%に達成することはありえませんが、数回の増額申請を経れば、その可能性も十分有り得るということになります。
例えば利用限度額500万円で、年利4.6%の条件を勝ち得れば、買い入れるお金が1万円であっても、その金利が適用される、ということです。
これは増額申請をチャレンジしてみる価値ありですよね!
増額申請のデメリットとは?
では、増額申請のデメリットはないのでしょうか?これも利用限度額が増えることのデメリットとも言えるかもしれませんが、借入額が増え、返済が大変になる、ということです。
(⇒バンクイックで増額申請をしたらどうなる?)
例えば、これまで50万円までしか借りれないゆえにストッパーとなっていた利用限度額が100万円までに引き上げられると、容易に考えられること、それは借りすぎです。
そして、無計画な借りすぎは必ず崩壊を招きます。もちろん、増額自体が悪いことにはなりませんが、きちんとコントロールされなければ、最終的には自己破産や任意整理が待っています。
バンクイックで増額する方法
バンクイックですでに借入をしていて増額したいなら、増額申請をする必要がありますが、一番手っ取り早い方法はホームページの会員専用ページから申し込む ことができます。
また別の方法は電話でバンクイックに増額したい旨を申し出ることです。
これはこちらからアクションを起こす方法ですが、これ以外にも実はバンクイックのほうから増額を薦めてくれることがあるようです。
もし、バンクイックから
と言われたら、それを受け入れるかどうかは別として喜んでいいんだと思います。なぜなら、バンクイックから優良顧客とみなされている、ということだからです。
バンクイックとしてもできるだけ返済能力があり、きちんと返済を元本と金利を返済してくれる人にお金を貸したいと思っていますから、そうした増額申請の営業をかけるのです。
ただ、もし利用限度額が現状で十分足りている、ということであれば、無理に受ける必要はありません。
バンクイックで増額できる人とできない人
さて、増額申請の際には最初と同じように審査がなされます。
30万円借りる場合と100万円借りる場合と求められる基準が異なるのは容易に想像できることですし、最初の借入時と増額申請時と状況が異なることも十分にありえます。
- 年収
- 勤続年数
- 独身か既婚か
こうした審査をする上で重要なことは時間の経過とともに変化しますから、増額申請時に改めて確認する必要があるわけですね。そして、これらに加えてさらに重要なのが、以下の2点です。それは
- 初回の審査からスタートして増額申請時までの取引状況
- 他からの借入の有無
もし、遅滞が生じているのであれば、増額申請の際にマイナスになります。1,2日の遅れならまだしも、1ヶ月を超えた遅滞があれば、増額申請自体をやめたほうが賢明かもしれません。
また、この取引状況をチェックするにあたっても、一定の期間が必要です。最低半年は必要だと言われています。もし、2回の増額を考えているなら、合わせて1年の期間は必要ということになります。
焦らないで、じっくりと三菱東京UFJとの信頼関係を築いていくようにしましょう。
また、二番目は特に重要で、最初の取引後に別の会社からさらに借り入れていれば、増額はかなり困難になりますので、覚えておきたいところです。
総量規制は問題になる?
増額申請が可能かどうかに関して、総量規制を気にする方もおられるかもしれません。
総量規制とは個人が1年間に借り入れることができる金額は年収の3分の1に限られる、というものです。
これは貸金業法の制度で、主に消費者金融を対象にしていますので、銀行カードローンは対象外になります。
バンクイックは三菱UFJ銀行のカードローンですから、やはり総量規制は受けない ということです。
バンクイックの増額申請も計画的に
利用限度額の増額申請というと、「いままで使っていたカードローンでは足りなくなったので、衝動的に利用限度額を増やしてやろう」というイメージがあります。
しかし、おすすめしたいのはそうした衝動的な増額申請ではなく、計画的な増額申請です。
つまり、例えばいずれは300万円の利用限度額に達成したいけど、いきなりは難しいから50万円からスタートして、確実に借入と返済を重ね、相手の信頼を勝ち得た段階で1回増額申請、さらに時間を重ね、もう1度増額申請して、最終目標を目指すという方法です。
是非、着実な計画と返済で2回の増額において成功を勝ち得ていただきたいと思います。
【参考ページはこちら】
バンクイックで限度額増額を断られる理由