バンクイックをずっと利用しているのはいいけれど、たまに融資の限度額が足りなくなる!なんてことありませんか?融資の限度額が低いので、すぐ限度額に達してしまうのには困ったものですよね。そんな人におすすめなのが増額です。
しかし、増額といっても、単に融資の希望額をお願いすればいいってものではありません。希望額をそのまま受けてくれれば、それに越したことはありませんが、なかなかそうは問屋がおろさない、ということですね。
バンクイックで増額する場合、希望額など注意しなければいけない点がいくつかあります。ここでは、バンクイックの増額についてご紹介します。
どうしてバンクイックは人気があるの
バンクイックのカードローンとは、三菱UFJ銀行が提供している、融資の商品のことになります。三菱UFJ銀行が取り扱っている、カードローン商品なだけあって、安心感があるのは間違いありませんよね。
もちろん安心感だけではありません。大手三大銀行のひとつである、三菱UFJ銀行と聞くと、お堅いイメージがありませんか?「そんなお堅い銀行で融資を受けるなんて、とてもとても・・」と、引き気味の人もいるかもしれません。
確かに、大手三大銀行である三菱UFJ銀行ではありますが、拍子抜けするくらいお手軽なことで有名なのが、カードローンバンクイックです。安心感はまったく問題ない、さらにお手軽とくれば、もうこれは利用しない手はないですよね。
なぜお手軽なのかというと、消費者金融の得意技である「即日融資・甘い審査」を、三菱UFJ銀行がやってのけたわけですよ!信じられないかもしれませんが、銀行系のカードローンでありながら、即日融資・甘い審査なのが、バンクイックなんです!
そして、銀行系の融資なので、もちろん総量規制の対象外です。「融資の上限が年収の1/3まで」なんて制限はありません。審査次第では、年収の1/3以上の融資が可能です。しかも、銀行系の金利設定なため、とにかく金利が低い!
三菱UFJ銀行カードローンバンクイックの金利は、なんと4.5%~14.5%ですよ。これだけ聞くと「だから?」と、思うかもしれませんが、消費者金融の平均金利が、7.8%~18.0%なので、くらべてみると金利の低さが一目瞭然ですよね。
「総量規制の対象外」「銀行系の金利なので低金利」、そこに消費者金融の得意技である、「即日融資」「甘い審査」とくれば、これ以上のカードローンはないと言っても、過言ではありません。バンクイックの人気の秘密、おわかりいただけましたか!
初めて申し込むときの希望額
そんなバンクイックで、初めてカードローンを申し込んだとき、「希望の融資額」を申告したかと思います。申告した希望の融資額が、そのまま通った人もいれば、申告した額より低く設定された人も、中にはいるのではないでしょうか。
実は、初回申し込み時の融資額の上限というのは、たいていの場合、低めで設定されることが多いようです。実は、これには明確な理由があります。初めて申し込んできた人に対しては、当たり前ですがきちんと審査をおこないます。
(⇒バンクイックの審査基準とは?)
その審査は、申し込んできた人の「申告内容」を元に「信用情報」をチェックするというのが、一般的な方法です。しかし、「申告内容」と「信用情報」だけでは、本人がどのような人物までかを特定するのは、なかなか難しいのが現状です。
「申告内容」は、いくらでも言いようがありますが、「信用情報」というのは、ごまかしようがありませんよね。かといって「信用情報」から、その人の人間性を知るというのは、なかなか厳しいものではあります。
「信用情報」とは、金融に関する事柄が登録されている機関なので、信用情報の内容がキレイだったとしても、その人が「信頼できる人」かどうか、というのはまた別次元の話しになるわけです。
パッと見だけで判断するのも難しいし、最近ではインターネットでの申し込みが増えてきているので、顔を見ることなく、審査しないといけないわけです。そんな状態で、人間性まではなかなかわからないのが、実情だといえるでしょう。
人間性すらもわからないので、「きちんと返済してくれるのかどうか」までは、もっとわかりません。そのため、いきなり高額な融資を設定してしまうというのは、あまりにも危険なわけですよ。返済してくれないことには元も子もありませんからね。
そのため、初回申し込み時の融資の限度額というのは、誰でも低めで設定されることが多いようです。三菱UFJ銀行にしてみれば、「低めの限度額でその人の本性を見極める」といったところでしょうか。実際に取引すれば、人間性はわかってくるものです。
あってはならないことですが、例えば「借りたお金を返すことなく逃げてしまった」という場合でも、融資の限度額が低ければ、三菱UFJ銀行としても、被害は少なくて済むわけですよね。銀行なので、最悪の事態を常に想定しているのでしょう。
ある程度取引してみると、だいたいの人間性が見えてくるものです。そのため、融資の限度額を低く設定しておき、「一定期間取引することで、その人が信頼できるかどうかを判断する」というのが、どの金融機関でもおこなっている手法のようです。
初回の申し込みで、「融資の限度額を低く設定された!なんでだ?」と、悲観的になっている人もいるかもしれませんが、そんなに落ち込むことはありません。「誰でも最初の融資の限度額は低いもの」なんですよ。
これは、消費者金融だろうが銀行系だろうが、どこの金融機関でも同じことです。そのため、どの金融機関でも、後から「増額」というサービスがあるわけです。三菱UFJ銀行でももちろん、増額というサービスを提供してくれています。
バンクイックで増額はできるの?
そのため、ある程度カードローンの取引で実績を積んだ人は、増額のチャンスがあります。ただし、お願いすれば、サクッと増額してくれるわけではありません。世の中そんなに甘くない・・とは、このことかもしれません。
増額をお願いするのは簡単ですが、なんと増額するための審査がまたまたあるんですよ!バンクイックを申し込むときにも審査はあったはずですが、増額のときにもまたまた審査があります。これは、避けては通れませんよ。
(⇒バンクイックの増額審査の結果は翌日分かる?)
なぜ、増額するのに再度審査をするのでしょうか?簡単に言ってしまうと「増額するに値する人物か?」ということに尽きるでしょうね。「増額するだけの信頼を得ているか?」「増額してもメリットがあるか?」ということでしょう。
三菱UFJ銀行に限らず、「融資をする」というのは、「お金を貸す」ことが商売です。単にお金を貸しただけでは商売にならないので、貸すことの手間賃として「金利」をもらうことで、商売が成り立っているわけですよね。
そのため、増額するということは「たくさん借りて、たくさん金利を払ってくれる」というのが、前提条件となります。もちろん、「返済する」ということが、その前にある最も重要な条件になります。
これらのことを前提に、「増額しても大丈夫か?」ということを審査するわけです。「たくさん借りて、たくさん金利を払ってくれる」人であれば、どんどん増額してもらえることになります。この条件に満たない人は、残念ながら増額は厳しいでしょう。
増額するときの注意点はこれ!
バンクイックでの増額ですが、「お金が足りないから」というような安易な理由で、何も考えずに申し込むようなことはやめましょう。「お金が足りないから増額してもらうんでしょ?」と、思うでしょうが、まずは注意点をじっくり読んでください。
まず、自分が以下のような条件に当てはまっているかどうか、確認してください。
- 初回申し込みから半年以上経過している
- 定期的にバンクイックを利用している
- 返済は完璧にこなしている
- 個人情報に変更はない
- 他の金融機関で借入れをしていない
初回申し込みから半年以上経過している
バンクイックの初回申し込み時から、どの程度期間が経っていますか?半年以上経っていますか?この期間というのは、増額の審査でかなり重要視されると思ってください。まずは、最低でも半年程度は経過していることが大事です。
なぜ初回申し込みからの期間を気にするのでしょうか。実は、上記でも述べましたが「初回は融資額を低く設定するもの」の理由は「信頼できる人物かどうか人間性を見極めている期間」でしたよね。その期間が、最低でも半年程度はかかるということになります。
すなわち、初回の申し込みから、最低でも半年程度は経過していないと、「信頼できる人物かどうか」が判断できないわけですよ。判断できていないうちに、増額の申し込みがあったとしても、審査のしようがないわけです。
そのため、いくら増額の申し込みがあったとしても、審査には通らないということになるわけです。これは「信頼できない人物」として判断されたわけではなく、「どういう人物かまだわからない」というのが理由になります。
三菱UFJ銀行にしてみれば、「まだ判断しかねるから、もう少し経ってからにしてください」ってことなんでしょうね。何事も時間がかかるということなのでしょう。
定期的にバンクイックを利用している
増額の申し込みをするまでの間、定期的にバンクイックを利用していましたか?中には、「利用回数が少ない方が有利なのでは?」と、思っている人もいるでしょうが、それは大きな間違いですよ。たくさん利用してくれている人のほうが有利なんですよ。
三菱UFJ銀行「たくさん借りて、たくさん金利を払ってくれる」人が、上客となるわけですよ。金利を回収することで、儲けがでるわけなので、借りてくれないことには、儲けもなにもあったもんじゃないわことになります。
そのため、「たくさん利用してくれた人」というのが、増額の審査には有利になります。定期的に借りてくれる人は、三菱UFJ銀行にとって上客ということになるので、増額の審査にも通りやすい、ということになります。
増額するためには、定期的に借りることが大事ですよ。借りる予定がなくとも、とりあえず借りて、そっくりそのまま返済してみる、なんて裏ワザもいいかもしれません。借りたという実績を作っておくことが重要です。
返済は完璧にこなしている
たくさん借りたのはいいけれど、きちんと返済はしていますか?当たり前ですが、この返済が完璧でないと、増額の審査に通るのは難しいと思っておきましょう。返済ができていない人は、間違いなく審査には通らないでしょう。
増額の審査を申し込むのであれば、「返済は完璧、一度も滞ったことがない」という人でないと、申し込みは避けたほうが無難ですよ。それぐらい、増額の審査に関しては、返済状況が重要だということを、覚えておきましょう。
もちろん、完璧に返済している人であれば、堂々と増額の審査に挑んでも問題ないでしょう。
個人情報に変更はない
個人情報とは、いわゆる「氏名・住所・電話番号・勤務先」などのことになります。例えば、「結婚や離婚で氏名が変更になっていませんか?」「引っ越しして住所が変更になっていませんか?」「携帯電話を変えたことで番号が変更になっていませんか?」
さらには、「勤務先を退職して現在求職中、または転職して、勤務先が変更になっていませんか?」ということです。市区町村への転入・転出届や、クレジットカードなどは、すぐに連絡する人が多いでしょうが、バンクイックには連絡しましたか?
「あ、バンクックに連絡するのを忘れてた!」という人は、まずは個人情報に変更があったことを申告してから、増額の申し込みをするべきですよ。どのみち、増額のときの再審査で、変更があったことは発覚してしまいます。
三菱UFJ銀行にしてみれば、個人情報の変更が、審査で発覚してしまうと「申告していない人」と、捉えられてしまいます。「個人情報の変更を申告していない=信頼できない人」となってしまう可能性があるわけですよ。
そのため、少しでも変更があった場合は、まずは変更があったことを申告することが、先決だということをお忘れなく!もちろん変更がない場合は、申告する必要はありません。
他の金融機関で借入れをしていない
バンクイックで増額のお願いをしたにも関わらず、他の金融機関で新たに借入れをしたとわかれば、三菱UFJ銀行はどう思うでしょうか?「もしかして借金地獄に陥ってる?」と、疑ってしまうかもしれませんよね。
「増額+新たな借金」ということは・・よほどお金に困っているか、自転車操業か?など、いずれにしろ良い印象は持ってもらえないでしょう。結果は、言わなくてもわかりますよね?審査に落とされる可能性大、ということです。
そんなに次々と借金を重ねているということは、「近いうちに返済不能になる可能性がある」と、判断されてしまっても仕方ありませんよ。増額をお願いするのであれば、新たな借金はタブーだと心得ておきましょう。
常識的に考えると、「新たな借金をしたのに、なぜゆえ増額?」と、不思議に思ってしまいますよね。あまりにも常識的なことから外れたような行動は、とかく審査には不利だと思ったほうがいいでしょう。
バンクック以外に借入れをしていないのであれば、問題ありません!「借入れはバンクイックからのみにしますよ~」という、気持ちが伝わるかもしれませんよ!「バンクイックオンリー」となれば、三菱UFJ銀行としても悪い気はしないはずです。
「バンクイックオンリー」という気持ちが伝われば、増額の再審査も通りやすいはずでしょう。
増額の希望額とは、あくまでも希望額
バンクイックで増額の依頼をするとき、融資の希望額はどのように申告すればいいのでしょうか。もちろん、自分が必要である金額を申告するべきなのでしょうが、ここで気を付けなければならないことがあります。
例えば、現在の融資限度額が50万円だったとします。増額依頼で、いきなり300万円の融資限度額を希望してしまうと、どうでしょう?50万円の融資限度額のとき、バンクイックとの付き合い方に問題はなかったとしても、あまりに極端すぎますよね。
この場合、よほどの理由がない限り、増額の再審査に通ることは難しいでしょう。50万円からいきなり300万円と、極端な増額ではなく、現在が50万円なのであれば、せいぜい次は100万円程度にしておいたほうがいいですよ。
まずは、50万円から100万円程度に増額してもらい、さらにある程度の時間が経って、さらなる信頼を得ることができたのであれば、再度増額してもらえばいいわけです。コツはとにかく焦ってはいけません。何事も少しずつ、です。
増額の申告で減額されてしまう場合がある
現在の融資の上限額が足りないから、増額の希望をしたのに、なんと減額されてしまう場合もあるので、注意が必要です。「増額してほしいのに減額?なんで?」と、驚くでしょうが、実際にはよくあることです。
増額は、何度も言っていますが、再度審査があります。その審査で、よろしくないことが発覚すれば、増額どころか減額の対象となってしまうわけです。例えば、バンクイックで借入れをしたのに、返済ができていない、などですね。
もちろんこれだけではありませんが、三菱UFJ銀行側にとって「貸したくない人物」として、判断されてしまうと、減額もあり得ます。減額だけではなく、「カードローンの取引停止」なんてこともあるので、注意してください。
実際、減額や取引停止になるという人は、上記の「増額するときの注意点はこれ!」の項目に、反している人だと思ってください。この項目をきちんと達成している人であれば、減額や取引停止になるようなことはないので、安心してください。
そのため、「増額するときの注意点はこれ!」の項目に、反している人は、増額しようなんて考えてはいけせん。多少なりとも自分に負い目がある人は、わざわざ審査を受けるようなことはせず、おとなしくしておいたほうが無難ですよ。
どうしても増額したい!どうすればいいの?
減額や取引停止になってしまうのは、もちろん嫌だけど、それでも増額したい場合は、どうすればいいのでしょうか。結果からいうと、今は動いてはいけません。「時間が解決してくれる」ということになります。
今の現状から、信頼してもらえるまでには、最低でも半年ほどはかかります。ここは時間が過ぎるのをじっと待つのが賢明ですよ。ただし、ただ時間が過ぎるのを待つだけではなく、信頼してもらえるための行動を起こしてください。
心を入れ替えて、「増額するときの注意点はこれ!」の項目を、きちんと満たしてから、増額を申し込めばいいだけの話しです。きちんと満たして、さらには半年程度経つと、信頼は回復されるでしょうから、増額の審査にも通るはずです。
バンクイックから増額の依頼があるってホント?
そうなんですよ、実は自分から行動を起こさなくても、バンクイックから「増額しませんか?」なんてことを言われる場合があります。ただし、誰でも彼でも片っ端から声をかけているのではなく、バンクイックが優良と判断した人に限ります。
バンクイックが優良と判断した背景には、「この人は他の金融機関に取られたくない」という思惑があるのでしょう。今後も長く取引したい人だ、と判断されたわけですね。このように、バンクイックから連絡があればしめたものですよ。
バンクイックから連絡がある場合でも、一応は増額の審査はあります。審査はありますが、連絡があった時点でほぼ審査は完了していると思っていいでしょう。すなわち、自分の知らないうちに審査があって、いつの間にか完了しているということになります。
バンクイックから連絡があれば、「増額するかしないか」を答えるだけでOKです。口頭で2~3質問があるかもしれませんが、簡単な事柄のみです。この方法だと、限りなく100%に近い確率で、増額ができることになります。
融資の希望額に関しては、バンクイックから連絡があった時点で、自分の希望を伝えれば問題ありません。バンクイックから「増額しませんか?」と、言われた場合は、多少高めの希望額も聞いてくれるかもしれませんよ。
バンクイックから声をかけてもらうには、やはり「増額するときの注意点はこれ!」を、しっかり遂行して、半年~1年程度待っていれば、必ずバンクイックから連絡があるでしょう。それまで待ってみるのも、いいかもしれませんよね。
【参考ページはこちら】
バンクイックの融資額は最大いくらまで?