バンクイックで融資を受けるために、知っておきたいこと、疑問点もあるのではないでしょうか。いくらまで借りることができるのか、お金を借りるために必要な条件は、といった疑問をそのままにして申し込みをするのは待ったほうが良いかもしれません。
借入の際に浮かぶ疑問を解消しておけば、実際にバンクイックを利用するときも困らずに済みます。バンクイックの融資額のアレコレは、ここで一気に解消してしまいましょう。
バンクイックの融資額アレコレ
バンクイックは、三菱UFJ銀行という誰もが知っている大銀行のカードローンです。ただ、だからといってバンクイックの中身について誰もが知っているわけではありませんよね。
そこで今回は、バンクイックを利用する前にしっておきたい、融資額についてのあれやこれやをお伝えしたいと思います。
キャッシングは、借入をする人がきちんとした知識を持つことでトラブルの多くを未然に防ぐことのできるサービスです。
まあ大丈夫だろう、きっとこうなんだろう、という思い込みで行動を起こしていると思わぬときにトラブルに巻き込まれることもあるのです。
安全に、そして確実に借入をするために、バンクイックを利用するにあたってよく出てくる疑問をいくつか解消していきます。ぜひこれからのキャッシング利用に役立ててください。
借入の条件が知りたい
まず、なんといってもバンクイックにおける借入の条件を知っておく必要があります。何歳の人が借りられるのか、いくら借りられるのか、逆にどういう人は借りることができないかを知らずに申し込みをしてもあえなく撃沈してしまう可能性のほうが高いのです。
バンクイックに限った話ではありませんが、キャッシング、カードローンを利用するために申し込みをすると、審査というものが行われます。
審査ではいくつかの要素を組み合わせて申し込みをした人のことを判断し、貸せるのか貸せないのか、またいくらまでなら貸せるのかを判断します。申込時の審査に通過することができないと、どこのキャッシング会社からもお金を借りることはできません。
知っておきたいのはバンクイックが公開している最低限の条件は、
- 満20歳から65歳未満である
- 保証会社の保証が受けられる
- 収入が安定している
以上の3つとなっています。最低限、バンクイックから融資を受けるためには3条件を満たしていなければならないということです。
もし、上記の条件を満たしておらず、しかしその他の点で審査をすると非常に優良な属性を持っている人がいたとしましょう。
未成年だが会社経営をしていて一般的なサラリーマンの何倍も稼いでいる。このような場合に借入できるかと言えば、否と言わざるを得ません。
年齢に関しては、未成年は借入ができないことが法律によって決められています。上限の年齢は定年に合わせた形ですが、これは後述する収入が安定しなくなる人が増えるから付いているものです。会社によっては、70歳や75歳が上限年齢になっている場合もあります。
保証会社は、アコムを指定しています。借入の際保証人を立てなくて良いのがバンクイックの魅力の一つですが、その代わり保証会社から見て融資を受けるに値する、と判断してもらうことで借り逃げ等のリスクを低めています。
収入の安定は大前提と言っても良いでしょう。他のカードローンでも、必ずこの条件は入っています。
今月借りたお金は、来月以降に返済することになります。来月以降の返済には収入が必要です。この収入が安定するためには、職に就いていることが必要となりますよね。
働いている会社、所属している企業に歴史があったり、大企業であったり、本人が評価されていて年収が高いと、それだけ返済にあてられる来月以降の収入も安定することになります。安定してさえいれば、アルバイトやパートでも問題ありません。
定年退職後は給与収入を得ることが難しく、働いていなければそもそも収入がありません。職があり、収入が安定していて法的に借入をしても良い年齢であること、という条件を満たせない場合、どんな形でも融資は受けられないのです。
なお、学生や専業主婦(主夫)の場合、職業の性質上十分な収入を得ることが難しいため、借入できる金額が制限されてしまいますので注意しましょう。
(⇒バンクイックを利用できる職業は?)
融資の最大額は?
バンクイックでは、最大で500万円まで融資を受けることが可能となっています。ただ、最大額が500万円とは言っても誰もが気軽に借りられるわけではありません。
単純に考えても、ボーナスなし月収20万円の人、年収240万円の人が500万円を一度に借りてしまうと返済が不可能だからです。利子だけでも手一杯になることは間違いなく、現実的とはいえません。
なので、実際には審査をした時点での信用を見極め、一人一人個別に利用限度額が設定されます。利用限度額がいくらになるのかはまちまちです。
同じような規模の会社、同じ年齢、同じくらいの役職で同程度の年収の人でも、バンクイックでの利用限度額が50万円の人と100万円の人に分かれるのです。
総量規制で借りられないんじゃ?
キャッシングやカードローンについて調べていて、総量規制という法律について聞いたことがある方も多いでしょう。総量規制というのは、年収の3分の1までしか借入ができないという決まりのことです。これを上回って融資を行うことはできません。
具体的には、分かりやすく言うと年収300万円の人がいた場合、この人は最大で100万円までしかお金を借りることができない、というルールです。多重債務や返済ができないくらいの多額な借金を防ぐために作られたルールです。
総量規制に従えば、バンクイックの最大融資額が500万円と言っても実際にはそんなにたくさんは借りられない、ということにもなってしまいます。ですが、実はバンクイックには総量規制は関係がないのです。
通常、年収300万円の人は消費者金融では100万円までしか借りられませんが、バンクイックであれば最大500万円借りることも不可能ではないのです。
とは言え、もちろん現実的に返済できるかという問題があるので最大限度額まで到達できるかどうかはその人次第になります。
増額って一体?メリットは?
バンクイックに限らず多くのカードローンでは最大の借入限度額があり、審査によってその人独自の限度額を与えられるようになっています。
しかし、人によっては今の限度額では足りない、もっと融資を受けたいと希望しており、なおかつ限度額が増えても問題ないくらい収入があるなんてこともあるわけです。
こういうときのためにあるのが、増額という手続きです。これまで50万円だったバンクイックでの利用限度額を、70万円まで増やす。はたまた100万円まで増やす。こういったことが可能です。
増額をすれば、当然一度に借りられる金額が増えるわけですからお金の使い道も増えます。大きな買い物をしたいときや、または他社からのローンをおまとめしたいときなどにも役立つでしょう。
それに、バンクイックでは利用限度額がいくらなのかによって金利が決まるようになっています。たくさん借入ができるようになればなるほど金利は下がるので、同じ金額を借りるとしても限度額が大きいほうがお得なのです。
融資を申し込み時の注意点は?
融資の申し込みを行う際、どこの会社に申し込むにしても考えなければならないのは、審査には落ちる可能性があるということを認識することです。
一般的に、借入をするためには年齢、職業、年収、過去のキャッシング等の利用歴などが重要となります。世の中ではここが一番簡単だ、ここの審査は優しいと言われていたとしても、必ず審査は行われているわけですから、絶対に審査に通るなんてことはないのです。
場合によっては、そんなこと? と思うようなミスで審査に通らない場合もあります。年齢に問題はないか、職業や収入に問題はないか、他社でたくさん借入をしていないかなどを確認することは非常に大切です。
同時に、申し込み書類を作るときはケアレスミスに注意しましょう。インターネットで申し込みをするにしても、予測変換を使ってちょっと入力を間違えてしまった、というだけでも審査には落ちます。
例えば、年収の欄を1000万円と入力するつもりが100万円になっていたとしたら、結果は言うまでもありませんよね。
また、融資を申し込むときは希望する金額にも注意しましょう。明らかに返済が不可能な金額を希望しても、まず審査に通ることはありません。
これまでバンクイックを利用して堅実に借入と返済を行った実績がない以上、多くの人は数十万円の限度額から始めてコツコツと増額していかなければならないのです。
バンクイックは有名な銀行が行っているカードローンです。ちょっと返済が遅れたら怖い人がドアをガンガン叩いて取り立てにやってくる、なんて違法行為とは無縁なので安心です。
結局のところ、限度額の増額など長い目で見て得をするためには真面目にやるのが一番です。融資の条件を確認し、現実的な借入金額を希望し、安定した収入と職業を保持したうえで審査を受け堅実に利用する。
融資に関してわからないことを事前に全てチェックする必要はありません。最低限の条件やメリットを知っておけば、後は利用しながらその都度確認をすれば良いのです。
借入の金額が大きくなると、その分返済にも時間がかかります。できるだけ自身が使っているカードローンの条件や残高などを把握しておき、上手に利用していきましょう。
【参考ページはこちら】
バンクイックで半年後に増額はできる?