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バンクイックの増額審査に落ちた原因から考える改善策

バンクイックの増額審査に挑んだものの、あえなく落ちてしまった。気落ちしてしまったり、なぜなんだと不満に思う気持ちは決して否定できるものではありません。しかし、対策もなしに再び増額のお願いをしても審査は突破できないのです。

増額審査に落ちてしまったときは、どうして落ちたのかを考えてそこを改善できるように努めましょう。どういったポイントを見れば良いのか、お伝えします。
(⇒審査に落ちた!バンクイックで借りられない原因

増額審査に落ちた!どうして!?

バンクイックを利用していて、「もうちょっとだけ利用限度額があればなあ・・・」なんて思ったこと、ありませんか?

返済能力はあるのだからもっと枠があっても良いはずなのに、今の限度額が少ないのでなかなかメインの借入先にできない、なんて人もいるかもしれません。ただ、増枠審査になぜ落ちたのかが分からないまま再審査をしても意味がありませんよね。

時折、増額審査に落ちたことが納得できずその理由をバンクイック側に尋ねたり、何度も連続して増額の手続きを行う人もいますが効果はありませんし、むしろ増額審査に通りづらくなるので逆効果です。

対策をせずに資格試験を受けても通らないように、増額審査にもある程度の対策は必要です。せっかく一度落ちたのですから、ここからどこがいけなかったのかを洗い出せるんだと考えればむしろ得です。

一回増額審査に落ちてしまったことによって、もう二度とバンクイックの利用ができなくなる、なんてことは余程の事情でもない限りないのです。増額審査に落ちた原因を考えることによってどこを改善すれば良いか理解し、次の審査に備えましょう。

年収や職業を確認

新規にバンクイックの利用を開始してから初めて増額の審査を受けた人、または何回か増額審査を受けたことがあるものの今回は通らなかったという人、今の年収や職業を確認していますか?(こちらもご参考に→バンクイックを利用できる職業とは

年齢さえ上がれば自動的に昇給する年功序列賃金制度が崩壊してから大分経ちます。どんな会社に勤めているのか、勤続は何年なのか、年収はいくらなのかといった情報は短期間でも変わってしまいますよね。

もし、前回新規申し込みでの審査や増額の審査を受けたときと職業や年収が変わっている場合は要注意です。

転職は当たり前の世の中ですが、それでも多くの場合転職をすると年収は下がる傾向にあります。年収が下がれば、いくら総量規制の対象ではない銀行カードローンのバンクイックといえども借入可能額は下がるのです。

転職した、年収が落ちてしまったという場合、すぐに状況を改善するのは難しいので生活が安定するまで待ったほうが良いでしょう。

もちろん、転職や昇進に成功して大幅に年収がアップしている、という場合ここは問題になりません。

バンクイックの利用歴を確認

増額審査を受けるまでの間、バンクイックをどのように利用していたか確認することはできますか? とは言っても、何月何日にいくら借りて、何日にいくら返して・・・と事細かに把握しておかなければ増額審査に通らないというわけではありません。

バンクイックを利用していて、さらに便利に借入をするために増額審査を受けるわけですから、バンクイックでの利用状況によっては審査に通らない、なんてことも十分ありえるのです。

最も良くないのは、返済を遅らせたことがある、というものです。バンクイックのみならず、貸金業界というのは基本的に約束事で回っています。審査もありますが、あくまできちんと返済をする、遅れずに返済をするという信用をしたうえで貸し付けを行ってくれるわけです。

返済日に遅れてしまった理由はいろいろあるでしょう。子どもが病気になってしまった、家族が倒れた、仕事の繁盛期で忙しすぎて帰る暇もない。

しかし、約束は約束です。当然のことながら、ただの一度であっても約束事を破って返済を遅らせると、バンクイックから見たら「きちんと返済ができない人」になってしまうのです。

もし、二度三度と返済の遅れが続いたらどうなるでしょうか。遅延金も発生しますし、ことによってはカードの利用を停止されてもおかしくはないのです。

また、増額の申請を行うまで一度も借入を行ったことがない、つまり利用歴がないというのも審査に通らない理由になり得ます。

なぜなら、審査のしようがないからです。実際にお金を借りて返済するという実績を見ることができない以上、今より大きな利用限度額を設定するのは難しいです。

日々の利用状況は増額審査のときなどに反映されるのです。

他社の借入状況を思い出す

バンクイックの増額審査に落ちてしまった! というとき、他社から借入等していないかを思い出しましょう。

一般的に、多重債務者というのは貸金業者から見ると非常にありがたくないお客さまとなってしまいます。他社に返済すべき借入があるということは、その分自社への返済にも影響があるからです。

借りている金額が少額なら問題ないのでは、と思うかもしれません。確かに問題にならず増額審査に通る可能性もありますが、審査落ちする要因になり得るものはできるだけ潰しておいたほうが良いですよね。

バンクイックは銀行カードローンなので総量規制は気にせずすみますが、他社で年収の3分の1近くまで借入をしていた場合、現実的に考えてバンクイックで増額した分を返済できるとは思われないのです。

できれば他社からの借入に関してはきれいに片付けておいたほうが良いでしょう。

前回の審査から経過した時間

バンクイックの増額審査に申し込んだとき、利用期間について気にしたことはありますか? 利用期間とは、前回増額審査の申し込みをしたのはいつか、またはバンクイックに申し込みをして利用開始をしたのはいつか、ということです。

多くの貸金業者は、増額審査を行うにあたって少なくとも半年は時間を置いてほしいと考えています。注意事項として明記している会社もあります。なぜこの期間を重視するのかと言うと、短期間に何度も増額審査を受けても結果は変わらないからです。

増額審査をするということは、手続きをした時点での属性、返済能力を再度バンクイックが確認をし、その結果に見合った利用限度額を与えるということに他なりません。

つまり、前回審査を受けたときよりも「たくさん貸しても返済してくれるという信用」をしてもらわなければならないのです。

信用が簡単かつ確実に数値化できれば良いのですが、どんなに年収や職業面で属性が良い人であっても、本当にきちんと遅れなく返済してくれるかどうかは利用してもらわないと分かりませんよね。

案外返済に関してはルーズ、という人も存在するわけですから、その辺りを見極める期間がバンクイックは欲しいのです。前回の審査と何ら変わるところがないのであれば、当然利用限度額が増えることはありません。

もし前回審査を受けてから半年以上経過していない場合は、判断材料が足りないという理由で審査に落ちているかもしれません。

改善できるポイントは徹底的に

増額審査は、新規にバンクイックに申し込みをしたときの審査よりも厳しくなる傾向にあります。追加で審査を行うわけですし、扱うことのできる利用限度額が変わるのでこれは仕方がありません。

より難しくなっている増額審査に、何の準備もなくチャレンジしても勝率は低いもの。ここまでに上げてきた原因を一つ一つ確かめ、思い当たるふしがある場合はそこを改めるようにしましょう。

転職したばかりなら少し時間をおいてみる。バンクイックで返済の遅れを出したことがある場合は、気持ちを新たに借入と返済を確実に行って実績を積み上げる。他社での借入が残っている場合、まずはそちらを片付けてします。

もちろん、短期間に再申し込みをしても増額審査に通るのは難しいです。一度審査を受けてからは最低半年はあけるようにしましょう。

増額審査に必要なのは、皆さんに前回の審査を上回る信用があることです。そして信用を上げるためには、無理のない範囲で借入を利用し、そして遅れが出ないようにしっかり返済する方法以外にありません。

無理をしてまでたくさん借入をし、返済をする必要は一切ありません。増額審査に落ちてしまったのは仕方のないことだと一旦気持ちを落ち着かせ、審査に落ちてしまったあのときとは違うぞ! と思えるようになってから再チャレンジしましょう。

【参考ページはこちら】
バンクイックの増額可能枠はいくら?

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