三菱東京UFJ銀行のバンクイックは金利がとても低い上に銀行ローンとしては審査が甘めといわれており人気が非常に高いですね。そのため審査やカードの発行に時間が長くかかることもあるようです。
また、同行のテレビ窓口で申し込む場合平日の時間帯によっては待ち時間が長くなることもあるといわれています。人気があるのでやむを得ないでしょうが、借入れを急いでいる場合には困ってしまいますよね。
そこで今回はバンクイックでの借入れまでの時間を取り上げます。同ローンでは手続きしてから借入れまで最短で何日かかるのか、即日融資は可能なのか、長く待たされるケースはあるのか、待ち時間を短縮できる方法はあるのか、といった内容を紹介しましょう。
申込方法による借入れできるまでの時間
バンクイックと契約して最初にお金を借りられるまでの時間は申込方法により異なることがあります。そのため何時借りられるかは各申込方法を確認する必要があるので、その方法であるインターネット経由、テレビ窓口、電話と郵送の内容をこれから紹介していきましょう。
インターネット経由の申し込みの場合
バンクイックではパソコン、スマートフォンや携帯電話を利用してインターネット経由でローンへの申し込みができます。
三菱東京UFJ銀行の店舗まで行く必要もなくネット経由で24時間いつでも申し込みができます。また、人目や場所を気にせずに時間が空いた時に申し込めるので大変便利ですね。
パソコンなどからネット経由で同行のホームページのバンクイックの申込ページにアクセスして必要事項を入力していけば仮審査が実行され、早い方なら5分~10分程度で結果の回答が来ることもあります。
仮審査から本審査の過程で本人確認や在籍確認が一般的には実施されており、それらの作業と本審査での総合判定がスムーズにいけば、手続きから本審査の回答までが最短30分で済むこともあるのです。(こちらもご参考に→本審査の連絡がなかなか来ない場合は?)
本審査の後は契約手続きをしてカードを入手できれば借入れが可能となりますが、契約手続きとカードの入手方法はテレビ窓口と郵送のどちらかになります。前者の場合は手続きを完了できればその場でカードを入手できATMから借入れすることも可能です。
一方、郵送の場合は利用申込書や必要書類を郵送(或いはFAXでの送信)し同行からカードを郵送してもらうことになるので、数日から1週間ほどかかるようですね。
当然、申し込む日時、審査の混み具合、申込者の状況によってはかなり時間がかかることもあるので注意しておきましょう。
テレビ窓口の申し込みの場合
バンクイックでは同行のATMなどに併設されているテレビ窓口でローンに申し込むことができます。テレビ窓口の特徴は申込手続が容易である点とその場で契約してカードを受け取れる点が挙げられます。
テレビ窓口は個別のブースになっているので人目を気にせず落ち着いて申込手続できるだけでなく、モニターをみてオペレーターと会話しながら手続きを進められるので迷った場合でも気軽に確認でき安心して操作を行えます。
テレビ窓口では他の方法と異なり、その場で審査に合格できれば契約してカードを受け取ることができるので借入れを急ぐ方にはピッタリの申し込み方法といえるのではないでしょうか。
テレビ窓口の申し込み受付時間は、平日では9時から20時、土曜・祝日では10時から18時、日曜では10時から17時となっています。申込手続そのものはネット経由の方法と基本的に同じで必要事項を入力し終われば審査が開始されることになります。
もちろん申込時間、その時の審査の混み具合、在籍確認、申込情報の照合などで審査時間が長引き当日中の回答ができない場合もあるので注意しておきましょう。なお、ネットから必要情報を予め入力してテレビ窓口で手続きするとよりスムーズにいくでしょう。
電話による申し込みの場合
バンクイックでは指定のフリーダイヤルでローンに申し込むことができます。申込者からの電話は自宅の固定電話のほか携帯電話やPHSも利用できるので、家族に知られないように自宅以外から電話できるので助かりますね。
電話の受付時間は、平日では9時から21時、土曜・日曜・祝日では9時から17時となっていて、12月31日~1月3日までは通常休業となるようです。
手続きはネット経由と基本的には同じですが、自分で必要事項を入力するのではなくオペレータ-の質問に応える形で手続きがすすめられ終われば審査となります。仮審査の結果はその電話の際に回答されることも多いようですが、後日の回答ということもあります。
ただし、申込者の状況やその時の審査状況などにより時間がかわってくるので、本審査結果が翌日以降になることも少なくないようですね。
本審査の結果の後の契約手続はネット経由と同じで、テレビ窓口か郵送のどちらかになります。当然前者のほうが早く借入れが可能となり、後者のほうがカードの到着までに1週間くらいかかる可能性がありますね。
郵送の申し込みの場合
バンクイックでは郵送による申し込みも可能です。利用申込書をネット経由やFAXを利用して入手して、必要事項を記入の上必要書類と一緒にバンクイックへ郵送すれば手続が進んでいきます。
バンクイックに書類が到着して審査が開始されます。仮審査→本審査と進められ、早ければその日のうちに結果が出て、合格の場合は電話で連絡されることが多いようですね。その後はバンクイックから契約書とカードが送られ、到着すれば借入れが可能となります。
実際のバンクイックで借入れできるまでの時間
先ほどはバンクイックの申込方法別に借入れまでの時間を確認してきましたが、その内容は主にバンクイックのホームページ上の情報に基づくものです。つまり、ローンスペック的なデータに近い時間といえるものですね。
しかし、実際に利用者が経験している時間と異なることも多いのでそれをここで確認しておきましょう。
ネット経由での実際の借入れまでの時間
バンクイックにネット経由で申し込めば最短30分で審査通過できるケースもあると同ローンのホームページには記されています。しかし、同時に申込時間や審査の状況で長引くことも示されていますね。それでは実際にはどの程度の時間がかかるのでしょうか。
バンクイックへネット経由で申し込んだ利用者の口コミをネット上で確認してみると表1のような結果が得られました。
番号2にあるように審査結果の回答が得られる時間帯に申し込めば仮審査の結果連絡は5分といった短い回答もあるようです。しかし、審査の混み具合や申込者の状況によっては番号4のように2時間ほどかかることも少なくないようですね。
それでも番号5のように当日中の回答は比較的多いのではないでしょうか。しかし、時折番号3や7のように3日ほどかかることや、表には載せていませんが1週間以上結果の連絡がないケースも少ないですがみられます。
審査状況によっては3日ほどかかるケースはありそうですが、1週間以上かかる場合は何らかの手違いが発生して遅れている可能性もあるのでその場合は問い合わせをしたほうがよいでしょうね。
仮審査の通過後は本人確認、在籍確認などが行われることが多いためその作業の進行によっては本審査の結果が出るまでの時間がかわってくるようです。バンクイックでのそうした確認作業や総合判定がスムーズにいけば番号10のように40分ほどの連絡もあるでしょう。
つまり、最短30分というのは難しいかもしれませんが、番号1のように申し込んで1時間ほどで審査通過できる可能性はありそうですね。
本審査通過後はどこで契約するかで借入れまでの時間決まるわけですが、テレビ窓口で契約すれば30分から1時間程度でカードが発行でき借入れできる状態になることも少なくないようです。
郵送で契約する場合は、確認書類をFAXするか郵送するかで契約までの時間がかわり、その結果によってカードが到着する時間もかわってきます。口コミをみていると早い方で数日、遅い方で2週間ほどかかるケースもあるので注意しておきましょう。
表1:ネット経由の審査時間に関する口コミ
番号 | ネット経由による申し込みの審査時間に関する口コミ内容 |
---|---|
1 | ネット経由で申し込み審査の結果がでるまで1時間だった |
2 | ネット経由の申し込みで仮審査の結果は5分ほど、本審査は3時間で可決の連絡がきた |
3 | ネット経由で申し込んだが3日後に否決の連絡をうけた |
4 | ネット経由で申し込みし約2時間たって仮審査が可決、その後約2時間で本審査の可決の連絡がきた |
5 | ネット経由で申し込み当日中に審査の可決の連絡を受けた |
6 | ネット経由の審査は早いと思うがカードが到着するくまで1週間かかった |
7 | ネット経由で申し込み3日後に可決、口座があるので振込みも可能との連絡を受けた |
8 | ネット経由で土曜深夜に申し込み日曜の午前中に仮審査通過のメールがきて、月曜の午前中に在籍確認がありその午後2時に本審査通過の連絡を受けた |
9 | 月曜の昼にネット経由で申し込みしその後すぐに仮審査通過の連絡、翌日の昼にテレビ窓口で50分かけ本審査通過 |
10 | 夜9時にネット経由で申し込みし、次の日10時頃に内容確認の連絡を受け、30分後に仮審査通過の連絡、さらにその後直ぐに在籍確認の連絡、そして40分後に本審査通過の連絡を受けた |
電話とテレビ窓口での実際の借入れまでの時間
電話やテレビ窓口で申し込んだ方の口コミが少なく、実際にかかった時間の情報があまり示されていないので実態を十分に捉えることができませんでしたが、表2にその情報をまとめてみました。
電話やテレビ窓口で申し込む場合でも審査は仮審査と本審査に分かれて行われ、通常各々別に結果が連絡されます。ネット経由の場合と同様仮審査の結果は短時間で受けられるケースが多いようですが、本審査までとなると1時間以上かかることも少なくないようです。
番号6のように仮審査と本審査をあわせて2.5時間ほどかかるケースもありますが、番号2や3のように申し込んだ当日中に審査結果が得られることは多いようです。しかし、今までみてきたように最短40分でカード発行というのは現実的には難しいかもしれませんね。
また、番号1のように土曜日などで在籍確認ができないと翌営業日以降に回答が伸びることになるので、申し込む日時を事前によく検討しておいたほうがよいでしょう。
テレビ窓口の場合、番号4のように審査時間そのものとは関係のない手続きの順番待ちによる時間が長くかかることもあります。手続きの早い方で1時間足らず、遅いと2時間ほどかかるので、こうした待ち時間も考慮しておく必要がありますね。
なお、本審査通過後の契約ではテレビ窓口の場合、運転免許証などの確認書類が揃っていればその場で契約してカードが発行されるので、ATMが利用できる時間帯なら借入れも直ぐに行えます。電話の場合はネット経由と同じですね。
表2:テレビ窓口と電話の審査時間に関する口コミ
番号 | テレビ窓口と電話の審査時間に関する口コミ内容 |
---|---|
1 | テレビ窓口で土曜に申し込み、在籍確認は月曜日となりその昼までに本審査が通過 |
2 | テレビ窓口でその日のうちに30万円可決 |
3 | テレビ窓口でその日のうちに20万円可決 |
4 | 平日にテレビ窓口で申し込んだが混んでおり手続きが遅くなって審査結果は翌日になった |
5 | 遅い時間帯にテレビ窓口で申し込み仮審査はその時に通過、在籍確認ができず確認が取れ次第カードを発行するといわれた |
6 | テレビ窓口で申し込み、仮審査と本審査ともその場で行われ約2.5時間で可決した |
7 | 夜に電話で申し込み、次の日に20万円可決 |
8 | テレビ窓口で申し込み、仮審査と本審査ともに通過し90万円可決 |
借入れできるまでの時間の短縮法
バンクイックでの手続きから借入れできまでの時間を今までみてきましたが、さまざまな事情により時間が長引くケースがあることがわかりました。ここではそうした時間を少しでも短縮できる方法を考えていくことにしましょう。
ネット経由・電話の申し込みでの時間短縮法
ネット経由や電話の申し込みで時間が長くなってしまうケースとしては、申込手続それ自体、バンクイックの審査判定、在籍確認、必要書類の準備、申告誤りによる再審査、契約手続き、バンクイックの手違いや審査量の増大による遅れ、などが挙げられます。
そのうちバンクイックの作業に関わる問題は申込者としては手の打ちようがありませんが、その他については多少改善の余地があるのではないでしょうか。
詳しく説明してもらえたり、その電話で手続きをサポートしてもらえたりするので問題が一気に解決できるはずです。
また、申込者が大企業に勤務している場合など、在籍確認がスムーズにできずに審査結果が遅れてしまうこともあります。
例えば、バンクイックの担当者が申込者の勤務先の代表電話にかけた場合どの部署の者か分からず電話を直ぐに繋げられないこともあり得ます。そうした無駄な時間を回避するためには繋がりやすい方法を申込者からローン側に連絡しておいたほうがよいかもしれませんね。
必要書類の事前準備も重要です。特に収入証明が必要となる場合はバンクイックに申し込む前に準備しておくべきです。手続きの最中に探して時間をかけると審査や契約が遅れるだけでなく利用者としての印象も悪くなるので気を付けましょう。
また、収入や借入額などの申告内容は正確に入力(記入)するようにしましょう。もし誤った情報を提示してしまうと再審査を受けることになり余計な時間をかけてしまうだけでなく、信用も劣化してしまうかもしれません。
申告内容は可能な限り根拠となる資料やそのデータに基づいて行うようにすることが結果的に借入れまでの時間短縮になるのではないでしょうか。
テレビ窓口の申し込みでの時間短縮法
テレビ窓口での時間短縮はネット経由の場合と基本的な内容は同じですが、一部に違いがみられます。
それはテレビ窓口で手続きを始めるまでの待ち時間の短縮です。このテレビ窓口は三菱東京UFJ銀行のATMなどに併設されていますが、何台も設置されていないので先客があれば1~2時間といった待ち時間が発生する可能性があります。
そうした待ち時間をさけるにはできるだけお客で込み合いそうな時間帯を避けるのが賢明でしょう。
テレビ窓口での手続きの時間そのものを短縮するためには、同行のホームページから申込受付シートをダウンロードし必要事項を記入して持参すれば手続きがよりスムーズにできて窓口での時間短縮に繋がるでしょう。
また、窓口での手続きする時間帯が遅くなると本審査や在籍確認ができる時間に間に合わないケースも出てくるので、混みあう時間帯に注意しつつできるだけ早めに申し込みたいですね。
借入れまでの時間を遅くさせないための注意点
最後に今までみてきた内容以外の借入れまでの時間を長くかからせない、遅くさせないために気を付けていた点をいくつか紹介しておきましょう。
急ぐ場合はネット経由の申し込みがよいかも!
既に確認してきたとおりテレビ窓口での申し込みはその場で審査結果を受けて即効で契約とカード入手ができる可能性がありますが、その時の状況や申込者によっては難しいケースも少なくありません。
そのため申込者の中には本審査の結果が2~3時間後の電話連絡になるというケースも多いのです。したがって、その時の手続きでは結果はわからずカードも入手することができなくなり再度来店するという手間も発生することになるわけです。
こうした手間や時間を回避するためには、テレビ窓口で申し込むよりも前の日にネットや電話などで申し込み本審査の結果を受けてから契約とカード入手を窓口で行うとよいでしょう。
テレビ窓口では手続きそのものの時間以外に順番待ちの時間も必要となることもあるので、2回も来店するのは避けたいですよね。そして窓口では運転免許証や収入証明書(必要な方)がカードの受け取りに必要になるので忘れずに持参してください。
契約の手続きを郵送すると時間がかかりやすい?
申し込みを郵送で行ったケースの口コミ情報を確認することは難しいですが、契約を郵送した場合の口コミは多くみられます。
その事例の多くは、申込書と確認書類をバンクイックにFAXや郵送してから契約書とカードが自宅に届くまでに1週間ほどはかかっているようです。遅いケースでは2週間ほどかかることもあるようですね。
こうした契約の手続きは機械ではなくバンクイックの担当者による手で行われるため、申込者の数が多くなればどうしても時間が長くかかってしまうのでしょう。申込者としはこの時間の短縮は困難なのでできればテレビ窓口での契約がオススメですね。
最寄りの店舗が少し遠くても借入れを急ぐ場合はやはりテレビ窓口での手続きを考えたほうがよいのではないでしょうか。
また、あまりにカードの到着が遅い場合にはバンクイックに確認したほうがよいでしょう。万が一手違いにより発送が遅れていることもあり得るので気になったら早めに連絡したほうがよいかもしれませんね。
確認書類の内容に注意しましょう!
先ほど少し触れましたがテレビ窓口での契約手続きの際には運転免許証を提示する必要がありますが、その内容と申告内容に違いがあれば受け付けてもらえず別の書類の提出が必要となることもあります。
例えば、現在の住まいの住所と免許証の住所が異なるといったケースが挙げられます。就職や結婚などで住所がかわることはよくあることですが、そうした違いがあると審査でひっかかり別の書類を提出しないといけないケースがでて来るのです。
そのようなケースでは当然その場で契約してカードを受け取ることができないので借入れもできなくなるわけですね。そのためこうした事態になりそうな方は事前にバンクイックに相談して、適切な確認書類を用意できるようにしておきたいですね。
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