バンクイックを利用するときに、どの業者がいいのかわからない人が一番最初に利用する情報は、インターネットによる評判が多いです。バンクイックの利用者の体験談や、使い勝手を比較したウェブサイトが多々ありますが、あまりに情報が多いのが難点でもあります。
バンクイックの評判を比較するときに気をつけることといえば、その情報がどこまで正確であるのかということです。極端な話、インターネット上には嘘の情報も紛れていることが多く、それを見分けないと、自分が利用した時に損をしてしまいます。
今回は、インターネット上のバンクイックに関する情報がどの程度信頼できるかを判断する基準や、口コミや体験談の捉え方について解説していきます。
(⇒バンクイックの口コミを徹底検証!)
インターネットの情報はどこまで信用できるのか
私たちの生活にとって、もはや必要不可欠とも言える程のなったインターネットですが、それと同時に、情報の量は爆発的に増大し、玉石混淆と言われるのがインターネットの世界です。
今回テーマになっているのはバンクイックの情報ですが、これにしても「~のバンクイックはおすすめ」と書かれている情報があまりに多く、どれを選んでいいのかわからないほどです。
バンクイックの評判を調べるときにどのサイトが信用できるか
インターネットでなにかの評判についての情報を集める場合、大きく分けて3つの情報提供に分類することができます。
- ブログや個人サイトのように、ある個人が体験した情報のみが載っているケース
- 口コミサイトのように不特定多数の個人が情報提供を行っているケース
- 企業や専門家がそれぞれの対象を分析して比較を行っているケース
どんな評判の記事であれ、大きく分ければ、これらのいずれかに分類できるケースがほとんどです。では、バンクイックの評判を知りたい時に、最も信用できるのはこのうちのどれでしょうか。
答えは、2と3の同時使用です。
個人情報提供者に対する理解の限界
まず1についてですが、個人の意見は主観に左右されることが多く、情報の信頼性としては最も低くなります。その個人がよほどの経験をしていて、複数の対象の比較ができている場合を除き、単に「~がよかった」というだけでは、信頼に足る情報にはなりません。
個人の提供している情報を比較に使いたい場合、その個人が対象のことをどの程度理解しているかを閲覧者が知っていなければいけません。例えば、料理の素人がレストランの批評をしていても、誰もその情報を信用しないでしょう。
ですが、その情報が役に立たないということを「私たち情報を求めている人が知る」には、その情報を提供している人が、その分野においてその程度の造詣を持っているかを知らなくてはいけません。
情報の偏りと思考汚染の危険性
インターネットで信用できる評判を探す時に2と3の同時利用が望ましいと言える最大の理由は、情報の偏りを防ぐという点にあります。
情報の偏りというのは、特定の傾向がある情報提供者が多く集まる場所では、排他的な意見が形成されやすいという特徴をあらわしています。集団の意思決定ではリスキーシフトやコーシャスシフトとも言われるこの現象が、インターネット上にも現れることがあるのです。
簡単に説明します。いま、あるインターネットの提示版では議論が行われており、改革派と保守派に分かれているとします。この時、改革派の方が多数を占めている場合、結論は改革派一人ひとりが考えているよりも過激な思考に染まりやすくなります。
逆に保守派の方の数が多いと、その議論の結論は、保守派個人個人の意見よりさらに保守的、要するに事なかれ主義になりやすくなります。これがリスキーシフトとコーシャスシフトの概要です。
複数の立場から情報を調べるためには?
今回、バンクイックの評判を知りたいというのが情報収集の理由でした。この時に何に注意してインターネットで情報を集めるかというと、情報提供者がどの程度の信頼性があるかを常に考えることと、自分と同じ考えの情報を優先しないことです。
例えば、バンクイックの金利についての評判を知りたいと思って調べているとします。その時、無意識に金利のことが比較されているサイトを優先して見るでしょう。しかし、それだけで全てを知った気になってはいけません。
(⇒バンクイックの金利は高め?低め?)
口コミや体験談はどの程度の信ぴょう性があると判断できるか
口コミサイトのような情報の場合、それを発信しているのは不特定多数の他人です。言ってみれば、よく知らない人大勢が好き勝手に意見を言っているようなものであり、一見すると大した情報には見えません。
おまけに、口コミには、サクラと言われる企業に雇われて特定の宣伝を意図的にやっている利用者もおり、それが情報の不確実性に拍車をかけています。「じゃあ口コミなんてあてにならないじゃないか」と思いがちですが、実はそうでもないのです。
口コミの情報が信用できないというのは、その情報の捉え方を間違えているのです。
口コミの情報の捉え方と一つ一つの口コミの価値
まず結論から言うと、口コミ情報の一つ一つの内容に価値はほとんどありません。どんなに詳しく書かれた口コミであろうとも、それを発信した個人が信用できない以上、その情報には大した価値はありません。
重要なのは、口コミ全体の傾向です。特定の企業や商品に対して、見知らぬ一人がどれだけ詳しく述べているかということよりも、多くの人が漠然とどう感じているかという情報の方が、信憑性は高くなります。これは非常に重要なことで、知っておいてもらいたい事です。
そのため、口コミサイトを見る場合には、一つ一つのクチコミを細かく読んでいくのではなくて、さっと流し読みするぐらいにして、数多くの意見を見ることが重要なのです。単純に言えば、「~の何が良かった(悪かった)」という程度の情報をたくさん集めるほうが賢いです。
比較サイトで情報を集めるときに理解しておくべきこと
「特定の一つの企業やサービスに対して、多くの人が意見を言う」のが口コミサイトだとすれば、比較サイトとは、「特定の個人が多くの企業についての意見を述べ、それをまとめている」ウェブサイトのことです。
比較サイトの情報を自身の意思決定の参考にしたいのであれば、絶対にやらなければいけないことがあります。それが情報提供者の経歴や知識を調べることです。
当然ですが、複数の企業やサービスを比較するには、その全てを知っていなくては話になりません。バンクイックの例で言えば、少なくとも比較対象にされた金融業者をすべて利用したことがあるものでなければ、それらを比較することはできません。
そのため、比較サイトを利用する場合には、口コミサイトよりも情報の提供者について知っておく必要があります。また、個人ではなく企業や団体が比較サイトを作っている場合もあります。この場合であってもその組織が信頼できるかを最初に調べる必要があります。
インターネット比較サイトでの情報収集の注意点
インターネットの比較サイトを利用するときの注意点として、「ページの最初の方に表示された比較サイトが必ずしも有用とは限らない」ということです。
サイトが検索結果の最初の方に表示されるのは、単にSEO対策(サーチエンジン最適化)を行った結果でしかなく、情報が役に立つ順で表示されるわけではないということを私たちが知っていなくてはいけません。
そのため、単に最初に出てきた比較サイト数個を調べて安心していると、実は全然役に立たない情報ばかり掴まされていたということにもなりかねません。重要なのは、そのサイトの作成者の知識と、それを見極める閲覧者の観察力なのです。
【参考ページはこちら】
バンクイックと他社カードローンを比較