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バンクイックの審査は厳しいの?他社と比較検証!

バンクイックを利用しようか、どうしようか。そう考えているとき、気になるのが審査の厳しさではないでしょうか。大手銀行である三菱UFJ銀行が提供するカードローンだけに、他の会社よりも審査は厳しいのか? それとも、逆に審査はやさしいのか。

今回は、銀行系や消費者金融の会社と比較をすることで、どのくらい審査が厳しいのか検証してみました。

バンクイックの審査は厳しいのか?

はたして、バンクイックの審査は厳しいのでしょうか? 適当に何人かにこう聞いてみたら、おそらくそれぞれの回答が得られるでしょう。

「厳しいと思う」
「いや、やさしいと思う」
「でも、審査に落ちた人知ってるぞ」
「それはその人の条件が・・・」

といった具合に、喧々諤々の討論が始まってもおかしくはありません。

バンクイックは、三菱UFJ銀行というとても有名で大きな銀行が提供するキャッシングです。多くの人が知っていて、なおかつ実際に多くの人が利用しているバンクイックであっても、実際のところ審査が厳しいのか、そうでないのかという疑問は尽きることがありません。

それはやはり、キャッシングを利用する人にとって一番重要なのが「審査をして通るかどうかわからない」からでしょう。

そうはいっても、バンクイックのみならず大抵のキャッシングサービスでは申し込みに必要な条件は簡単に調べることができます。利用者が多ければどんな人が審査をパスしていて、逆にどんな人が審査に落ちてしまったのかを調べることも可能です。

しかし、それでも受かったというあの人は自分ではない。落ちたというあの人は自分かもしれない。キャッシングの審査でどこを見てどんな結果になっているのかを知ることはできませんので、疑心暗鬼になってしまうのも仕方のないことなのです。

だからといって、「審査は厳しいかそうでないかわからない」というわけにはいきません。そこで、今回はバンクイックと他社のキャッシング会社との比較をすることで、実際のところバンクイックの審査はどれくらい厳しいのかを検証してみたいと思います。

一般的な銀行系キャッシングと比較してみよう

まず最初に、バンクイックの借入条件を確認しておきましょう。

  • 申込者は20歳以上65歳であること
  • アコム(保証会社)から保証を受けられる人物であること
  • 安定した収入があること

最低限の借入条件は、以上のようなものですが、ここにいくつかの条件が足されていきます。例えば、金利は4.6%から14.6%であること。借入可能額の最大額は500万円であること。そして、カードローン業務についてはアコムと手を結んでいること、です。

それでは、次に一般的な銀行系キャッシングを考えてみましょう。一般的な銀行系キャッシングといっても種々様々にありますよね。なので、特定のどこかと比較を行うのではなく、「銀行系キャッシングの特徴」をいくつかピックアップして比較します。

一般的な銀行系キャッシングの借入条件は、

  • 年齢は20歳以上、上限は65歳から70歳くらいまで
  • 金利は4%台から15%台程度
  • 上限金利は500万円から1000万円までと広い
  • 安定した収入は必須(正社員や年収の限定あり)

かなりバラけてしまいましたね。それでは、この条件を使った場合、どれくらい審査が厳しいものになるのかを検証します。

一般的に、銀行が行うキャッシングは、審査が厳しく、辛口になる傾向にあります。それはなによりも、「銀行は高いリスクを取ってまでお金を貸す必要がない」からです。

銀行は稼ぐ手段をたくさん持っている

確かに、貸金業に手を出してうまくいけば銀行も儲かります。しかし、銀行には貸金業以外にもさまざまな業務、つまり収入を得る手段があるわけです。

企業や商売をしている個人に対しての貸付は、カードローンの融資額とは比べるべくもないくらい大きくなりがちです。銀行口座の利用者がたくさんいて、口座に現金を預けてくれればそのお金を使って投資業務を行うことができます。
お客さまの資金を使って投資を代行したりする場合もありますし、両替や各種の手数料から利益を得ることも可能です。このように、いくつかお金を稼ぐ手段を持っており、なおかつカードローン業務で破産するわけにはいかない(倒産しては困る)ので、銀行業はリスクを好みません。

銀行からすれば、「条件を厳しくして、返済能力の高い人をピックアップして貸し付ければいい」わけです。審査を厳しくすれば上質な属性を持った人を選別することができ、貸し倒れしてしまうリスクも下がります。

返済能力がある人にたくさん貸し付けていれば、元金が大きいので金利が低くてもやっていけます。

だからこそ、長らく銀行系の審査は厳しいのが当たり前でした。特に待遇を良くしたスペシャルなプランなども用意されていて、年収が○万円以上でないと利用できない、居住地がどこでないと利用できない、といった条件がかせられている場合もあります。

当然、こと細かに条件がついているほうが、審査は厳しいです。ただ、銀行系のカードローンでもリスクを取って、多くの利用者に使ってもらったほうが短期的な利益は出しやすいので、昨今では消費者金融と変わらない条件や審査の厳しさを持ったカードローンが生まれています。

その代表格が、バンクイックなのです。

アコムとの関係が審査のやさしさを物語っている

アコムは、消費者金融です。それもかなり有名な消費者金融ですよね。そのアコムと、バンクイックは手を取り合っているといっても過言ではありません。その証拠に、バンクイックの借入時条件には保証会社としてアコムの名前をあげています。

また、バンクイックの利用者のみが使える会員専用サイトに関しても、原則的にその管理はアコムに委任されています。これは、三菱UFJ銀行がカードローン事業に参入するための作戦です。

銀行はあくまで銀行です。カードローンを用意して、審査をして、とカードローンのことだけに注力しているわけにはいきません。他の業務がありますので。

不慣れなカードローンに手を出すとき、三菱UFJ銀行が選んだのが、すでに市場で一定のシェアを持っているアコムと手を組み、システム部分やノウハウのない部分を任せることだったのです。

結果、バンクイックは「銀行が提供する」「消費者金融のシステムで借りられるカードローン」になりました。

審査基準は消費者金融レベルとほぼ同等

そのため、アルバイトなどでも安定した収入を認めていますし、短時間で審査結果がわかるようなシステムを採用できているわけです。その分審査はやさしくなっているといって良いでしょう。

また、早期にアコムと手を組んだということは、バンクイックは宣伝広告やカードローンに関するノウハウの構築、システムの開発を試行錯誤するために使うお金が少なくなったということでもあります。

他の一般的な銀行は、自社だけで完結したカードローンを初めてつくり、市場の反応を見ながら広告を行い、ノウハウを蓄積し、他社に劣らないシステム作りのために時間とお金を使っています。

もちろんこれも素晴らしい企業努力ですが、さくっと割り切ってすでにあるノウハウを取り込んだため、三菱UFJ銀行のバンクイックには余裕があるともいえるのです。かけたお金を回収するまで、ビジネスは黒字にはなりません。

試行錯誤するロスがなければ、バンクイックが黒字化するのも早まるでしょう。だからこそ、焦って自社の利益を削るキャンペーンなどを行う必要がないのです。

消費者金融と比べた場合は?

バンクイックの審査は、一般的な銀行系キャッシングよりもやさしいといえるレベルにあります。企業的な事情が絡まり合ってそこに落ち着いているわけです。

実際、より低金利で年間の金利を3%台まで落としたり、借入可能額を1000万円まで拡張したりすると、リスクが大きすぎるので審査を厳しくせざるを得ないのです。

では、もとから銀行に比べて気軽に利用できる存在だった消費者金融と比較した場合、どうなるのでしょうか?

消費者金融の借入条件も、実はほとんどバンクイックと変わりません。バンクイックがもともとアコムの力を借りてバンクイックを運用しているわけですから、これは当然です。

  • 年齢は20歳から70歳前後まで
  • 金利は5%台から18%程度
  • 上限金利は最大で500万円
  • 安定した収入があること(アルバイト可)

消費者金融の借入条件は、大体うえにあるもので対応されています。銀行よりも基本的な基準がやさしいので、正社員でなくとも収入さえ安定していれば借入が可能となっています。

一般企業では定年退職後の再就職を推進しているケースもあるので、その辺りは銀行系キャッシングと同じく各社によって対応は異なります。注目すべきは金利と借入可能額です。

借入条件の良さはバンクイックの勝ち

消費者金融では、貸金業一本で収入を得なければなりません。銀行のように数千万規模、数億規模の融資を行う体力がありませんし、貸金業法でいくつもの規制事項があるので、銀行ほど宣伝にも力を割けません。

とにかく利用者を増やし、借入と返済のサイクルを増やすことで短期的な利益の増加を狙うのが、消費者金融系企業のスタンスです。あれこれを選り好みをしていては体力がもたないので、必然的に審査もやさしくなっています。

金利に関しても同業他社との競争で高いところで17%台で落ち着いています。低金利すぎることにこだわっても、結局は圧倒的な資金力をもつ銀行系カードローンに勝てないからです。

借入可能額も同様です。審査をやさしくしているぶん、借入可能額をある程度しめておかないと、貸し付けのリスクが大きくなりすぎてしまうので、最大で500万円といったところになっています。会社によっては300万円、という場合もあります。

消費者金融と比較したら、条件が良く厳しさは同程度

バンクイックは、銀行の余裕と資金力、宣伝広告力にと消費者金融の利用しやすさのどちらも両立した、両者の良いところ取りのカードローンです。

バンクイックがありとあらゆる消費者金融より審査がやさしいということはありませんが、少なくとも、一般的な銀行系のキャッシングに比べるとより近い基準になっているといえます。

ただし、金利や借入可能額、借入をするときの安心感などはバンクイックが秀でているので、審査と使いやすさ、どちらも考えるとよりキャッシング初心者向けなのはバンクイックになってしまうのです。

誰でも絶対に受かるキャッシング審査は、ない

一点注意しておいてほしいのは、この世の中に「誰でも絶対に受かる審査はない」ということです。審査は、条件に合わない人をふるいにかけて落とすために行われるものです。

ある程度利用者を見込み、短期的に利益を出していかなければならないカードローンというサービスの性質上、最初にざっくりと審査を行い、その後の利用状況で増枠などを判断していくしかありません。

また、申し込みをする人とカードローン会社との相性というものもあります。同じような属性を持っている人でも、一方は落ちて一方は受かるというのが日常的に起こるのは、カードローンの審査でも学力テストでも変わりません。

バンクイックはあなたに合った借入先ですか?

大切なのは、自分の目的や借入条件に、バンクイックは合っているのかを見抜く能力です。極端な話、1000万円借りたい人は限度額が最大1000万円あるカードローンを選ぶか、カードローン以外の融資を検討したほうが良いのです。

受かる審査を探して申し込むのも一つの手ですし、受かるだろうなという基準まで自分の属性を高めて利用したいカードローンに申し込むのも手です。

ただ、銀行系や消費者金融と比較をしたとき、バンクイックの審査がやさしく使い勝手も良いことに変わりはありません。興味が出てきた方は、まずは自分でも条件を確認してみてから申し込んでみてはいかがでしょうか。

【参考ページはこちら】
バンクイックの審査基準を教えて!

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