バンクイックは消費者金融、銀行系のカードローンどちらと比べてもお得なカードローンです。では、なぜお得だと言えるのか。バンクイックの審査は実際どれくらい難しく、またどれくらいおすすめできるのか。
今回は他社のカードローンと比較をしながらこの2点を考えていきます。バンクイックがおすすめのカードローンである理由をお伝えしましょう。
バンクイックの審査ってどう？
キャッシングになんて一欠片も興味がない！ そう考えている人にとっても、万が一の備えとして利用できるカードローンについて知っておくことは決して損ではありません。そして、バンクイックは知っておく価値のあるカードローンです。
実際、三菱東京ＵＦＪ銀行が運営している銀行カードローンのバンクイックについて、気になっている方も少なくないのではないでしょうか？
ただ、数多ある各キャッシング業者、カードローンを一つ一つ比較しどこが良いのか検討していくのは骨の折れる作業です。そこで、今回は銀行系カードローンの大手であるバンクイックをテーマとして取り上げ、他社との比較でどれくらいお得なのかを検討してみます。
バンクイックの審査は難しいのか、それとも厳しいのか。また申し込み難易度は他社とくらべてどうなのか、おすすめ度はどのくらいなのか。いくつかの項目を基準にして考えていけば、どこをどう比較すれば良いかわからないという人でも簡単に検討できるようになります。
情報収集の一環として、キャッシングの候補にバンクイックを入れてみましょう。
金利面で他社と比較しよう
まずはバンクイックと他社カードローンの金利面を比較してみましょう。金利とは借入をした元金に対して発生する利子のことです。通常、お金を借りると元金プラス利子の総額分返済しなくてはならなくなります。
金利が安い、高いというのはカードローンのみならず、あらゆるキャッシングを比較するとき最も分かりやすい基準となるのです。金利が他社よりも低ければ利子分返済すべき総額が安くなるのでお得といえます。
逆に金利が他社よりも高い場合は他社に比べてたくさん返済しなければならないわけですから、お得とはいえなくなります。実際には他にもさまざまな事情や要素が複雑に絡まりあって最終的におすすめかが決まるのですが、最初に金利を考えるのは非常に効果的な検討の手段なのです。
バンクイックの金利は、4.6％から14.6％になっています。ここで他社の金利を見てみましょう。
三井住友銀行グループのカードローン、プロミスでは金利は4.5％から17.80％となっています。新生銀行のレイクは、4.5％から18.0％。アイフルもまた4.5％から18.0％です。アコムの場合は4.7％から18.0％となっています。
以上、バンクイックを含めた計5社と金利を比較してみましょう。金利が最も低い場合に着目してみると、5社のなかで最も金利が低いといえるのはプロミスとレイク、アイフルの4.5％となりますね、
逆に、最も金利が高いときに着目してみた場合、一番金利が低くなるのは圧倒的にバンクイックの14.6％となります。
ここから、どうお得なのか、もしくはお得ではないのかを考えてみましょう。最高金利でいうとバンクイックは5社の中で下から二番目という結果になってしまいます。では、この事実によってバンクイックがお得ではないのかと言うとそんなことはありません。
キャッシング業者の金利というのは変動金利と言って借入額等々の条件によって変更があるものです。4％少々の金利で実際にお金を借りようと思った場合、各社が定める借入限度額の一杯一杯まで借りられる、という状況である必要があります。
バンクイックの場合は借入可能額が500万円の限界に近い枠でないとこれだけの低金利で利用することはできないのです。そんなにたくさん借りられる人は多くありません。現実的に考えた場合、最低金利の部分というのは一部の人を除いてあまり関係のない項目なのです。
一方、最高金利がどれだけ低いのかというのは一般人の利用シーンに大きな影響を与えます。50万円、100万円くらいの借入限度額のときに適用される金利のは最高金利だからです。
この点から言うと、通常の利用を考えた場合最も金利が安いのはバンクイックだということがわかります。
利用限度額で他社と比較しよう
次に、利用限度額という点で他社との比較をしてみましょう。バンクイックの利用限度額は、500万円となっています。先ほどと同じようにバンクイック、プロミス、レイク、アコム、アイフルの5社のデータで考えてみます。
とは言っても、単純な数字では比較ができないのがこの5社です。実は、5社全てが借入限度額500万円となっているので、これだけでは比べようがありません。
では、どういったところで判断すれば良いのでしょうか。判断基準はいろいろあると思いますが、今回は収入証明書類に着目してみましょう。
多くのキャッシングやカードローンでは、いくらまでの利用であれば本人の収入を証明する書類が必要ない、逆にいくら以上借りたい場合は収入を証明できる書類がなくては申し込みできない、とされています。
この基準は会社によって違っており、手軽にかつ少額で利用したい人からすれば、会社に頼んで源泉徴収票を出してもらったり、苦労して作った申告書類を引っ張り出したりしなくて良いほうが良いに決まっています。
プロミス、アコム、アイフルの3社に関しては、収入証明書類の提出が必要とされるのは借入希望額が50万円以上という場合、もしくは他のカードローンと申し込みをする会社の限度額が合計で100万円を越える場合というのが条件です。
バンクイックとレイクに関しては、原則的に借入希望額が100万円を越える場合は収入証明書類が必要ですが、それ以下なら必要ありません。
つまり、100万円未満の借入で考えたとき、収入証明が必要ないレイクとバンクイックのほうが他3社にくらべて便利なのです。
レイクとバンクイックでは、限度額の面では優劣はないともいえます。この辺りは銀行系のカードローンか消費者金融系のカードローンかという違いでもあります。
借入までのスピードを他社と比較
キャッシングをしたいシチュエーションというのは、来月、来年に備えてお金が必要な場合などではなく、今日、明日お金が必要だというシチュエーションになりますよね。
お金が足りなくて困っているからこそキャッシングを利用するわけで、申し込みをしてから1週間、1ヶ月、1年と結果が出るまで時間がかかってしまうのでは意味がありません。そこで、申し込みから借入までのスピードを比較してみましょう。
プロミス、レイク、アコム、アイフルとバンクイックの戦いです。プロミスでは、申し込み方法によりますが最短30分で申し込み後の審査結果がわかるようになっています。ただ、30分で借りられるのかというとそうではなく、実際には借入までのタイムラグがあるので、早くて即日での融資という形になります。
レイクの場合は、当日内での融資が可能です。ただし、即日融資は土日祝日を除いた平日の昼2時までに申し込みをした場合に限られます。昼の2時以降に申し込みをしたり、土日に手続きをすると次回営業日以降の借入となるわけです。
アコムもレイクと同様即日融資が可能ですが、手続きは昼の2時までに行っておく必要があります。
アイフルでは自分が借りられるか簡単に判断できる1秒診断なども行っていますが、実際に借りるまでには1分以上の時間が必要です。
最短で借りようと思った場合、申し込みをしてからフリーダイヤルに電話し、すぐに審査をして欲しい旨を伝えます。するとできるだけアイフル側が良いように取り計らってくれるのです。結果が分かり次第電話などですぐに連絡をしてくれ、振込等の手続きに移ります。
ただ、審査がどれくらいで終わるかは不確定ですし、すぐに審査を通ったとしても使っている銀行の営業時間などによっては振込処理が間に合わないこともあります。最短で言うと、即日融資、というのがアイフルです。
以上のデータを確認したうえで、バンクイックの借入までのスピードを見てみましょう。バンクイックも他4社と同様にさまざまな申し込み方法を利用できるようになっています。中でも最も借入までの時間が短いのは、テレビ窓口という申し込み方法です。
テレビ窓口とは三菱東京ＵＦＪ銀行の店舗にある申し込み用の端末です。24時間というわけではありませんが、テレビ窓口の受付時間内であればオペレーターとやり取りをし、その場で審査結果と借入用のカードを受け取ることができます。
サービスの向上や技術の発展に伴い、即日融資は珍しいものではなくなっています。しかし、即日融資と一口に言っても実際にどれくらいの時間で借りられるのかは利用するキャッシング会社によって大きく違うのです。
審査のやさしさを他社と比較
果たして、バンクイックの審査は他社と比較してやさしいのでしょうか？
簡単に結論が出せるのであれば楽なのですが、審査がやさしいか厳しいかを比較するのは非常に困難です。なぜならば、各社が行う審査はその内容を公開していないからです。
問題もわからない、100点満点中何点とれたのかもわからない。何点取れれば審査をパスできるのかも、わからないテスト問題に挑むようなもので、結果以外に審査の難しさをはかるすべはありません。
ただ、ある程度の傾向として審査が難しいほうなのか、それともやさしいほうなのかを判断することは可能です。
結論から申し上げましょう。あえて断言しますが、バンクイックの審査はやさしいです。
バンクイックは銀行が扱っているカードローンであり、貸金業法における総量規制の対象とならないので借入額に制限がありません。他社の借入等に左右されません。
これは、収入証明が必要になる金額が消費者金融と比較しても高いというところからもわかります。そして、バンクイックはその他の銀行系のカードローンと比べても審査がやさしのです。
通常、銀行系のキャッシングやカードローンは審査が厳しいとされています。銀行業の性質上、身元の不確かな人や返済能力のない人相手に貸し付けを行うリスクは避けたいからです。
（⇒バンクイックの審査は無職でも通れる？）
バンクイックの審査のやさしさは、少し特徴的なそのシステムからも来ています。バンクイックの利用をするためには、アコムの保証を受けなければならないことを知っているでしょうか。
もし借り主が返済を滞らせた場合、アコムが代わりに責任を負うのです。もちろん、責任を負うと言っても借りたお金が帳消しになるのではありません。すぐにカードが利用停止になり、完済までずっと返済していかなくてはならなくなるということです。
アコムとの関わりが深い、というのが審査に大きな影響を与えていると考えられます。アコムは言わずと知れた消費者金融ですよね。バンクイックの細々とした部分などもアコムが実際に管理しています。
申し込み難易度とおすすめ度
バンクイックの申し込み難易度とおすすめ度は、非常に高いです。キャッシングに慣れていない、初めてカードローンを利用するので失敗したくないという人たちに向いているおすすめのカードローンです。
実際、バンクイックは少額融資に非常に強いです。最高金利が低いので、50万円、100万円以下の借入時にかかる金利が少ないこと。限度額が50万円上がるごとに金利が低くなるので、短期間の利用でもより金利を安くできること。収入証明の書類が必要ないこと。
銀行系のカードローンだけあって大口の融資にも対応していますが、実はバンクイックの真価はこのように少額融資がお得になっている、ということではないかと考えています。
申し込み難易度は低く、おすすめ度の高いバンクイックを、最初のカードローンに選んでみてはいかがでしょうか。
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バンクイックのおすすめQ&A
